面会交流が中止になった。

約束していた日に会えなくなった。

連絡をしても返事がない。

そんな状況になると、

「このまま子どもに会えなくなったらどうしよう」

という不安で頭がいっぱいになる方は少なくありません。

実際のご相談でも、

毎日スマホを見てしまう

仕事中も子どものことばかり考えてしまう

眠れなくなった

というお話をよく伺います。

子どもに会えない苦しさは、経験した人でなければなかなか分からないものです。

だからこそ、

何とかしようとして、

  • 何度も連絡してしまう
  • 気持ちを長文で伝えてしまう
  • すぐに答えを出そうとしてしまう

という行動につながることがあります。

ただ、面会交流が止まった直後ほど、

焦りだけで動かないことが大切な場合があります。

この記事では、

  • 面会交流を拒否されたときに親が最初に整理したいこと
  • やってしまいがちな行動
  • 今考えておきたいこと

についてお伝えします。

この記事を書いた人

利光加凪(としみつ かな)

離婚経験者。

これまで別居・離婚・親子交流問題を中心に、累計3,000件以上の相談支援を行っています。

特に、

  • 子どもに会えない
  • 面会交流が止まった
  • 別居直後
  • 調停前後

といったご相談を多くお受けしています。

面会交流を拒否されたときにまず整理したいこと

面会交流が止まると、

多くの方が

「どうすれば会えるようになりますか?」

と相談に来られます。

もちろん、その気持ちは自然なものです。

親として子どもに会いたいと思うのは当然です。

ただ実際には、

「どうすれば会えるか」

より先に、

整理しておいた方がいいことがあります。

それは、

今、自分がどのような状況にいるのかを正しく把握することです。

面会交流を拒否された理由を決めつけない

面会交流が中止になると、

理由が分からないまま不安が膨らむことがあります。

ご相談の中でも、

  • もう二度と会わせるつもりがないんだと思う
  • 子どもに悪く言われている気がする

と話される方は少なくありません。

ですが、

実際には状況を詳しく整理していくと、

本人が考えていた理由と違っていたケースもあります。

もちろん、面会交流が止まること自体は大きな問題です。

ただ、

理由を決めつけたまま行動すると、

相手への怒りや不信感が強くなり、

さらに状況が悪化することもあります。

面会交流を拒否された親がやってしまいがちな行動

何度も連絡してしまう

「子どもの様子だけでも知りたい」

「返事が来るまで送りたい」

そんな気持ちになることもあるでしょう。

実際に、

毎日LINEを送っていた方もいます。

しかし、

返事がない状態で連絡を増やすことで、

相手がさらに距離を取るケースもあります。

気持ちを長文で伝えてしまう

会いたい気持ち。

苦しい気持ち。

親としての思い。

伝えたくなるのは自然なことです。

ただ、

相手が距離を取りたい状態にあるときは、

どんなに正しい内容でも届かないことがあります。

子どもを通じて接触しようとする

子どもに直接連絡する。

親族に頼む。

共通の知人を通す。

苦しい状況だからこそ考える方もいます。

ただ、状況によっては慎重な判断が必要です。

面会交流を拒否されたときに整理したい3つのこと

1. 現在の状況

まず確認したいのは、

今どのような状況なのかです。

例えば、

  • 面会交流が1回中止になっただけなのか
  • 数か月続いているのか
  • 相手との連絡は取れるのか
  • 調停中なのか

によって考え方は変わります。

2. 相手との関係

現在、

相手との関係はどうなっているでしょうか。

  • 連絡は取れている
  • 連絡は取れない
  • 感情的な対立がある
  • 話し合いは可能

状況によって対応は変わります。

3. 自分の感情

面会交流が止まると、

怒りや不安が大きくなります。

ただ、

感情だけで判断すると、

後から後悔する行動につながることがあります。

まずは

「自分は今かなり苦しい状態にいる」

ということを認識することも大切です。

実際の相談事例

面会交流が突然止まった男性

【相談前】

これまで定期的に会えていた子どもとの面会交流が突然中止になりました。

理由も分からず、

「このまま会えなくなるのではないか」

という不安でいっぱいだったそうです。

何度も連絡しようか迷い、

毎日そのことばかり考えていました。

【相談後】

まずは現在の状況を整理しました。

そして、

不安だけで行動しようとしていたことに気づき、

今何を急がなくてよいのかを確認しました。

その結果、

相手の反応に振り回されることが減り、

少し冷静さを取り戻せたと話されていました。

面会交流を拒否されたときほど長い視点が大切

面会交流が止まると、

どうしても目の前の出来事ばかりに意識が向きます。

しかし、

親子関係は一回の面会交流だけで決まるものではありません。

もちろん苦しい状況ですが、

短期的な感情だけで判断しないことも大切です。

面会交流を拒否されたときによくある質問

Q. 面会交流を拒否されたらすぐに連絡した方がいいですか?

状況によります。

ただし、不安や怒りが強い状態での連絡は逆効果になることもあります。

まずは状況整理が大切です。

Q. 子どもに直接連絡してもいいですか?

状況によって異なります。

現在の関係や取り決めを踏まえて慎重に判断する必要があります。

Q. 面会交流が一度中止になったらもう会えなくなりますか?

そうとは限りません。

一度の出来事だけで将来を決めつけないことも大切です。

Q. 面会交流が止まって不安で仕方ありません

そのようなご相談は非常に多いです。

まずは現在の状況を整理し、

感情と状況を分けて考えることが大切です。

まとめ|面会交流を拒否されたときに大切なこと

面会交流を拒否されると、

多くの親御さんが

「今すぐ何とかしなければ」

と考えます。

しかし、

焦りや不安だけで行動すると、

状況がさらに複雑になることもあります。

まずは、

  • 現在の状況を整理する
  • 相手との関係を確認する
  • 自分の感情を整理する

ことから始めてみてください。

今の状況を整理したい方へ

面会交流が止まったとき、

一人で考え続けるほど苦しさは大きくなることがあります。

今すぐ答えを出す必要はありません。

まずは、

  • 現在の状況
  • 相手との距離感
  • 今やるべきこと
  • 今やらない方がいいこと

を整理してみませんか。

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