こんにちは!
究極の夫婦関係メソッド 夫婦カウンセラーの 利光 加凪(としみつ かな)です。
「離婚したい。でも、やっぱりしないほうがいいのかな?」と離婚したいけど、迷っていらっしゃる方は結構多いのではないでしょうか?
なにを隠そう、わたしも10年くらい決断できずに迷い続けた経験者なので、その堂々巡りになってしまう気持ちがよくわかります。
そこで今回は、離婚のメリットとデメリットを整理するとともに、わたしはどのように迷いから決断したのか、経験談も交えながら具体的な方法をお伝えしていきます。
「離婚をするか」「しないか」を迷っていらっしゃる方の、今後の決断の参考にしていただけましたら幸いです。
後悔しない離婚の決断方法は?
離婚をするか、しないかを決断できずに迷っている場合は、まずは離婚したときのメリットとデメリットをあげてみましょう。
離婚のデメリット
離婚をするか・しないかで迷っている方はとても多いです。
ですから、あえて離婚のデメリットからお伝えしたいと思います。
離婚を決断できない理由は
- 片親になってしまい、子供が寂しい、辛い思いをするかもしれない
- 母子家庭の生活は不安
- 専業主婦なので経済的な自立が難しい
- 離婚を相手に言い出せない
- お金がないので弁護士に依頼できない
- 家のローンが残っている
- 住む家がない
- 親権がとれるか不安
- 親に反対されるかもしれない
- シングルマザーでかわいそうと思われたくない
などのデメリットが考えられるからです。
離婚のメリット
では、逆に離婚した場合のメリットは、どうでしょうか?
- 嫌な夫からの不満やストレスから解放される
- DVの場合など、離婚したほうが子供ためになる場合もある
- 本当に自分が求めているような人と出会う可能性が生まれる
デメリットは、お金に関することが多かったことに対して、メリットは、精神的なことに関することが多いようです。
離婚するか・しないかを決断できるチェックリストの作り方
ここからは、実際に手を動かして、紙に書き出してみましょう。
1.なぜ、あなたは離婚したいと思っているのでしょうか?
2.何が、嫌なのでしょうか?
3.どんな所が、相手と合わないのでしょうか?
4.そしてその原因は何でしょうか?
そうやって考えを書き出していくうちに、2人の間の問題点がはっきりとわかってきます。
次に、わかった問題点に対して、自分ができる努力を思いつくかぎりやってみてください。
離婚を考え、迷っている時だからこそ、逆に離婚を回避する方法をやってみるのです。
例えば、
- 話し合いをすると喧嘩になってしまうなら、手紙を書いてみる
- 浮気が原因なら、なぜ浮気をするのかを話し合ってみる
など、思いつくことをやってみてください。
このように行動するうちに、解決策が見つかることもありますし、「これ以上何をしても無理だ、離婚した方がいい!」となるかもしれません。
そのころには、もう迷うこともなくなるはずです。
苦しいことではありますが、そこまでは、悩みながら、いろいろ策を講じ続けることが、自分にとって後悔しない選択をするための時間として大変有効です。
離婚するか・しないかを決断できない究極の原因は?
上記で、問題点について行動してみる方法を提案しましたが、離婚するか、しないかを決断できない究極の原因があります。
それは、離婚に悩んでいる自分に自信がないことです。
離婚したいけど自分に自信がない
(だから)不満があるけど夫に依存する
(でも)そんな自分にイライラして離婚するか、しないか迷う
これは、まさに10年前のわたしの姿です(笑)
人は悩んでいるときには、自分に自信がなく、自分のことも好きになれません。
自分に自信がないせいで、自分の行動と言動に責任を持てません。
それが自分の方向性を決められない原因です。
「離婚をする」にしても、「離婚をしない」にしても、多かれ少なかれリスクはあります。
どんなことでも、絶対大丈夫!といえる選択などないですよね。
自分に自信があれば、たとえ選んだ道が失敗(に見えるだけ)でも、自分の選んだことに責任を持って、日々自分でやれる方法で修正していくことができます。
ならば、どうしたら自信が持てるようになるでしょうか?
離婚を迷ったときの取るべき行動は?
経済的な自立
決して離婚を勧めるわけではありませんが、選択肢を広げるには、まず、経済的に自立していることが大切です。
離婚したいと思っていながらも、離婚に踏み切れないのは、やはり、その場所にメリットがあるからなのです。
「とにかく働け」と言うわけでなく、女性でも、「稼ぐ力」「お金を生み出す力や方法」がいろいろあることをちょっと考えてみて欲しいな、と思うのです。
もちろん、離婚せずに、忍耐や我慢からも、学ぶことはたくさんあります。
でも、そこから抜け出るために、行動してみること、知恵を働かすこと、情報を収集してみること、誰かに相談してみることなどで、一歩を踏み出せるかもしれません。
踏み出し、行動することで、自信も生まれてきます。
離婚をするかしないか迷っていた専業主婦だったわたしも、経済的に自立したことで、離婚をする決意ができました。
あなたも、経済的なことが心配で離婚するかしないかを迷っているのなら、経済的自立が無理と思わないで、まずは、いろいろな方法を探してみるのもおすすめです。
すぐに自立できなくても、いつか自分の望むことが出来る日が来る可能性は、何もしなかった時よりも、ずっと高まりますからね。
経済的な自立のきっかけになる方法などもカウンセリングではご紹介しています。
わたしが実際に現在もやっている方法ですので、自信を持っておすすめできます。
お金を稼ぐ方法はいろいろあるんだ、と実感していただけると思いますよ。
後悔する覚悟を持つこと
今までの話と少し矛盾してしまいますが、個人的には、「離婚をしてまったく後悔をしない」という方は、まずいないと思っています。
まったく後悔のない状態になるのを待っていたら、きっと決断はできないでしょう。
自分に自信を持つために行動するとともに、大切なのは、たとえ後悔をしたとしても、「絶対に幸せに暮らすぞっ」という覚悟です。
今の結婚が、あなたにとってどんなにつらくて苦しいものであったとしても、その人と結婚した時は、運命の人だったはずです。
その人に出会うことで、様々なことを学び、経験できましたよね。
子供を授かった方は、その子供と出会うための結婚は、人生の中での絶対に必要なプロセスだったはずです。
すべては、自分を成長させてくれるチャンスです。
困難や挫折を乗り越えて、成長に繋げられるのは自分の努力あってこそ。
離婚後に、荒れた生活をしていれば、「やっぱりあのとき離婚しなければよかった」「そうすれば今頃は・・・」と、また堂々巡りの悩みループに突入してしまいます。
でも、もしも別れてから楽しく過ごせていたら、「離婚して良かった!」と、思えるのです。
そのためにも、離婚後もある程度安定した、卑屈にならずにすむ暮らしが送れる環境を整えてから別れることが重要でしょう。
離婚するか決断に迷ったときの相談はだれにする?
離婚をするか、しないか迷っているとき、あなたは誰に相談しますか?
親の場合、あなたの性格や考え方も熟知しているし、自身の人生経験からの意見も参考にできます。
今後のあなたの経済基盤を支えてくれる絶大な協力者にもなってくれるでしょう。
また、なんでも話せる信頼関係のある友達は、心の支えになってくれるはずです。
でも、どうしても親や親友は、あなたの味方であるからこそ、感情的に物事を考えてしまい、「どうすればあなたがいちばん幸せになれるのか」ということを客観的に考えることが後回しになってしまいます。
そんなときは、客観的、かつ冷静にアドバイスしてもらうためには、夫婦関係のプロに相談するという方法もあります。
離婚問題を扱う相談窓口リスト
「離婚するかどうか迷っているとき」「離婚に向けて具体的に動くとき」「修復したいとき」など、離婚に関する悩みは、人によって段階や内容がさまざまです。
それぞれの相談先について、どんなことを中心に扱っているのか、その特徴をまとめました。
各地方自治体
お住まいの市区町村に離婚に関する相談窓口があり、無料で相談ができます。
無料なのはありがたいのですが、1人あたり30分という規定時間では、状況説明だけで終わってしまいます。
1回かぎりのところもありますし、2回目を申し込めたとしても、1度目の担当者とは異なります。
また一から説明しなくてはなりません。
これでは、何度やっても進展しません。
わたしもかつて、行政窓口に相談したこともありましたが、まったく意味がありませんでした。
離婚カウンセラー
離婚問題全般について相談したい場合には、離婚カウンセラーに相談するという方法もあります。
同業者なので本当に悲しい話ですが、詐欺まがいの離婚カウンセラーもいるようです。
離婚について悩んでいる時は、平常心でいられず、普通だったらだまされないような方も、藁をもすがる思いで相談します。
そんなときに、宗教の勧誘をしたりするカウンセラーもいますし、探偵や調査会社とつながって、そこへの誘導をしている場合もあります。
離婚という人の弱みにつけこみ、お金を取ろうとする人には注意してください。
基本的な料金は、1時間~2時間で、5000円~2万円のところが多いようです。
法テラス(日本司法支援センター)
法的トラブルを解決するための情報やサービスを無料で受けられます。
無料の法律相談のほか、裁判費用を立て替えたり、弁護士を紹介してくれたりするほか、電話やメールでの相談にも応じてもらえます。
ただし、あくまで情報提供ですので、詳細なあなたに合った対策までは提示してくれません。
家庭裁判所
離婚調停や円満調停を進める際の手続きについての問い合わせを受け付けてくれています。
「どんな調停を申し立てるといいか」「申し立てには、どんな書類が必要か」など離婚調停や裁判などの法的手続きについて、教えてもらえます。
弁護士
離婚を考えている人が、一番に相談しようと思うのが、弁護士でしょう。
弁護士に頼みさえすれば、すべてのことが解決すると思われている方が多いようですが、弁護士は絶対にあなたの味方で、あなたのために頑張ってくれる、弁護士の言うことは、すべて正しいと思うのは、早計です。
テレビドラマのように、正義感に燃え、あなたに全力を尽くしてくれて、納得できる離婚を成立させようとする弁護士は多くありません。
なぜなら、離婚問題はお金にならないからです!
弁護士に依頼すると、最初に着手金、印紙や交通費などの実費、成立したときに成功報酬を払います。
芸能人のように慰謝料が何億円も相手からとれるのならともかく、普通は、50万から300万円未満です。
すると、せいぜい成功報酬も、30万から50万円ほどで、弁護士の報酬としては。決して高くありません。
そんなことから、離婚の案件にあまり熱心でないというのが実態です。
もちろん、法的知識を必要とする裁判にまで進んだ場合には、代理人として必要な人です。
なるべく多くの弁護士に会って話してみて、慎重に選んだ方がよいでしょう。
法律相談の金額は、1時間1万円のところが多いようです。
どこに相談するのがベスト?
いずれの相談先も、離婚の問題の手続きなどの実務的なこと、財産分与、慰謝料、養育費、親権、調停、裁判などの法律的なことは対応してくれます。
しかし、離婚前から離婚後の暮らしや経済的な自立、精神面での対応や調停、裁判の賢い進め方など、離婚後のあなたの望む幸せな暮らしをすべて網羅して、「離婚をする」というひとつの断片だけに対応するのではなく、あなたの今後の人生の幸せを離婚をきっかけに組み立てることができるのは、「究極の夫婦関係メソッドカウンセリング」だけと自負しております。
少しでもピン!とくることがありましたら、お気軽にご連絡くださいね!
まとめ
今回は、離婚のメリットとデメリットを整理しながら、わたしはどのように迷いから決断したのか、経験談も交えた具体的な方法をお伝えしました。
ご紹介したチェックリストをやってみてもいまひとつ難しいなという方は、お気軽にご相談くださいね。
あなたに合ったベストな方法を一緒に考えご提案しますよ!