離婚するべきか悩んだり迷いがあるときの決断方法【体験談】

こんにちは!
夫婦関係の専門家 夫婦関係奥の手カウンセラーの利光加凪(としみつ かな)です。

先日、「離婚をしたほうがいいか、しないほうがいいか迷っている」という方のカウンセリングをしました。

離婚することはそんなに簡単なことではないですから、迷ってしまうというのは、当然のこと。
離婚する!と決断しても、気持ちがグラついて悩むこともありますよね。

そこで今回は、離婚をするか・しないか悩んだり迷ったときの決断方法の体験談をご紹介していきます。

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離婚するべきか迷うときは

離婚をするということは、現在の婚姻状態を解消することなので、ある意味非常事態です。

そこにさらに、離婚するか、しないか迷うというのは、この先どうしたらよいのか漠然とした気持ちを抱えたままで身動きがとれません。
とても辛い時間になってしまいますね。

こんなときには、親や心の許せる友人や信頼できる先輩などに相談してみるのも一つの方法です。
でも、これらの人たちは、あくまでも他人なので夫婦間の複雑な事情を十分わかってもらうのは難しいですよね。

たとえば、いくら仲が良い人とでも、配偶者の変なクセの話などはしづらいですしね。

それに、いくら相談しても当事者ではないので、同情したり、アドバイスをもらえたりしても、結局は自分で結論を出すことになります。

親しい人に相談することで、自分一人で問題を抱え込んで悩み、ストレスになってしまうのを防ぐ効果はもちろんありますが・・・。

離婚するべきか悩んだり迷ったときは

先日のカウンセリングにいらした方も、ご両親や仲の良い友人にも相談したそうですが、「相談すればするほどわからなくなってしまった」ということでご連絡をくださいました。

そこでわたしは、私自身も離婚するべきか迷ったときに使った方法を元に一緒にその方と考えていきました。

こんな夜更けにバナナかよ

いきなりですが、『こんな夜更けにバナナかよ』という本をご存知でしょうか?

筋ジストロフィーにかかりながらも自らの夢や欲に素直に生き、皆に愛され続けた実在の人物・鹿野靖明さんと、彼を支えながらともに生きたボランティアの人々や家族の姿を描いた人間ドラマの物語です。

大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブル受賞した書籍を原作に、映画にもなっています。

簡単なあらすじは、北海道の医学生・田中は、ボランティアとして身体が不自由な鹿野と知り合います。

筋肉が徐々に衰える難病である筋ジストロフィーを12歳の時に発症した鹿野は、いつも王様のようなワガママぶりで周囲を振り回してばかりいますが、どこか憎めない愛される存在。

ある日、新人ボランティアの美咲に恋心を抱いた鹿野は、ラブレターの代筆を田中に依頼するが・・・。

というお話です。

余命が1年だったら?

その中で、「余命が1年だったらどうするか」について真剣に考えているシーンがあります。

わたしも読みながら、考えることがたくさんありました。
おそらくあなたも、「余命1年」と言われたら、明日からの行動に大きな変化があるはずです。
生きているうちにやりたいことをしないと損なわけですから、当然ですよね。

そうなったときに、人によって時間の使い方は異なります。

すぐに嫌な会社を辞めたり、
いまある貯金で旅行に行ったり、
おいしいものを食べたり・・・。

もちろん、今後は苦手な人との付き合いを避けたり、可能な限り大切な人と一緒にいる時間を増やしたいと思うのではないでしょうか。

おそらく、一気に今後の生活に変化があるはずです。

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離婚するか・しないかの決断方法

ではこれが、余命が1年ではなくて、

5年なら?
10年なら?
30年なら?

そんなことを考えると、
自分にとって人生って、なんだろう?
何が大切で、何が不要で、こうして生きているうちに、何に時間を使うべきなのかな?
理想の人生って何なんだろう?

と考えることになると思います。

離婚を決めた当時のわたしは、その答えは曖昧なところもありましたが、少なくとも一緒にいたい人と日々を過ごしたいと思いました。

さらに、本当に余命を宣告されても、何も行動に変化がないような、そんな生活を普段からできるようにしたいとも感じました。

もちろん、余命1年の考え方は理想論ですが、普段から可能な限り好きなことに時間を使ったり、なんとなく生きているのをやめて、やりたいことを後回しにしないで行動していきたいと思えるはずです。

せっかくの一度きりの人生ですものね。

離婚するか。しないか迷ったときのひとつの指針にしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、離婚するべきか迷ったときの決断方法の一例をご紹介しました。

もしも、余命1年だと言われたら残りの人生をどのように過ごしたいかを考えると、自分は離婚すべきか、しないほうがいいのかの決断がしやすくなるかと思います。

それでも迷うことがありましたら、いつでもご連絡くださいね。

さらにとびっきりの方法をお伝えしますよ!

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