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夫婦関係修復の専門家 利光加凪(としみつ かな)です。
配偶者から「離婚したい」と言われ、離婚を回避するためにはどうしたらいいんだろう?と悩んでいませんか?
夫婦の一方が離婚に進もうとしているとき、回避したい側が活用したい手続きが家庭裁判所での「円満調停」です。
別居中の夫婦関係を修復し、再び一緒に暮らすための有効な方法の一つです。
今回は、円満調停を成功させるための具体的な方法やポイント、さらに夫婦関係を修復する方法についてもご紹介していきます。
円満調停成功のポイント
円満調停を成功させるためには、まずその基本を理解することが重要です。
円満調停は、夫婦間での問題を解決し、お互いに納得のいく形で関係を修復する方法です。
調停委員のサポートを受けながら、感情的な対立を避け、冷静な話し合いを進めることが成功のカギとなります。
円満調停とは?
円満調停とは、家庭裁判所が夫婦間の関係修復を目指す調停手続きです。
離婚調停に対して、「離婚はしたくない」「もう一度夫婦関係を修復したい」と考える側の申立てによって始まり、中立の立場の調停委員の仲介のもとで話し合いを行います。
同じ調停でも「離婚調停」とは異なり、関係修復を最終目標とします。
円満調停を成功させるためには、まずはお互いの意見を尊重し、冷静に話し合うことが大切です。また、調停の前に自分の意見や希望を整理しておくことも重要です。
裁判所という非日常の場所が怖いし、冷静に話し合いを進める自信がないと感じるかもしれませんね。
しかし、調停委員がサポートしてくれますし、非公開なので他人に内容を知られる心配もないので安心して望みましょう。
夫婦関係を修復するための第一歩とは?
円満調停を始める前に、夫婦関係を修復するための第一歩は、まずお互いの考えや感情を整理することです。
感情的なやり取りが続いている状態では、冷静な話し合いが難しくなります。
まずは今わかる範囲での問題の本質を理解することが重要です。
例えば、相手が離婚を求める理由や、あなたが感じている問題点を客観的に探ることが、円満調停への準備となります。
円満調停の流れ
では、実際に円満調停を提起する場合の具体的な流れをみていきましょう。
円満調停の申し立て
円満調停の申し立て先は、相手方の住所地を管轄する家庭裁判所です。
夫婦関係を修復したいという意思があれば、夫と妻のいずれが申し立てても構いません。
申立てに必要なものは次のとおりです。
申し立て必要書類
- 家庭裁判所所定の「夫婦関係調整調停(円満)の申立書」
- 夫婦の戸籍謄本
申し立て費用
- 申立手数料(収入印紙代):1,200円
- 連絡用の郵便切手代(裁判所によって異なるが、1,000円〜2,000円程度)
期日の通知
申し立て後、1週間〜2週間程度で、家庭裁判所から調停期日の通知が申立人と相手方に送られ、1ヶ月〜1ヶ月半後を目安に期日が指定の連絡がきます。
調停の進行
期日当日は、申立人と相手方は、別々の控室で待機し、調停委員が交互に調停室で話を聞いていきます。
進行は、調停委員が主導して進めます。
調停委員は中立な立場であり、円満調停では、夫婦の関係修復を目指し、双方の言い分を公平に聞き取り、整理し、具体的な解決策や改善案を示したりします。
夫婦間の価値観の違いなど、具体的な不満を聞き出すことで解決に向けた希望を出し合い、今後の改善を探っていきます。
1回の期日は2時間が目安であり、夫婦交互に30分程度、2回ずつ話を聞いてもらうのが一般的です。
一度の期日で解決に至らないときは、2回目の期日を調整します。
円満調停の解決
円満調停では、お互いが合意できれば「調停成立」となり、調停調書が作成されて調停は終了します。
調停調書には、夫婦間で合意した具体的な方針や今後の約束が記録されます。
合意できない場合には、「調停不成立」となります。
円満調停で解決できなかった場合、期間を置いて再び調停で話し合いをすることもできます。
なお、円満調停が不成立に終わったとしても、「離婚しなければならない」わけではありませんので、ご安心くださいね。
円満調停成功のために押さえるべきポイント

円満調停を成功させるためには、感情的にならず、問題解決に向けて冷静に話し合いを進めることが求められます。
また、円満調停を成功させるためには、事前の準備も不可欠です。
以下のポイントを押さえておくことで、スムーズに円満調停を進めることができますので、順番に見ていきましょう。
円満調停に必要な準備
円満調停を始める前に、自分自身の立場や希望を整理し、しっかりと準備をしておくことが重要です。
自分の意見や希望を相手に伝える方法、どのような解決策を求めているかを明確にしておきましょう。
また、調停の際に出される質問に対して冷静に答えられるように準備しておくことも大切ですね。
次に、具体的にどのようなことを準備すればよいか、お伝えしていきます。
夫婦間の問題点を整理する
調停委員に状況をわかりやすく説明するため、現在の問題点を具体的に書き出し、「いつ」「どのように」「何が」起きたのか、整理してみましょう。
希望の条件などをはっきりさせる
円満調停では「夫婦関係の修復」が最大の目的なのは当然ですが、「もっとコミュニケーションを取りたい」など具体的なことを考えておくとスムーズに話ができますし、相手も検討しやすくなります。
必要書類の準備
円満調停において問題の背景を説明するための資料(例:家計の収支記録、生活状況や子どもに関するメモや日記など)を用意しておきましょう。
感情的な問題を解決するためのアプローチ
円満調停の際、感情的な問題が解決の妨げになることがあります。
過去の怒りや悔しさが邪魔をすることもあるため、その感情を整理し、冷静に話し合いを進めることも大切です。
感情的になってしまうと、いくらあなたの言っていることが正しくても、調停委員には伝わりづらくなります、ましてや相手にはただ感情をぶつけられているだけだと判断されてしまいます。
調停委員とのコミュニケーション術
円満調停では、調停委員とのコミュニケーションが重要です。
調停委員は中立の立場であり、双方の意見をしっかりと聞き、問題解決に向けた提案をしてくれます。
円満調停は、夫婦関係の修復を目指す場なので、感情的な発言、不誠実な態度は慎むべきですね。
離婚調停とは異なり、「過去の指摘」ではなく「将来の改善」に焦点を当てるべきなので、怒鳴ったり暴言を吐いたり、相手を責めたりしては、逆に調停委員に理解してもらえなくなってしまいます。
ですので、調停中は感情を抑え、ご自分を俯瞰してみながら、話すことを意識してくださいね。
また、調停委員からの提案は必ずしもあなたの求める方向とは異なることもありますが、まずは冷静に受け止め、少なくとも、相手方の立場も理解して提案を受け入れる姿勢を示し、歩み寄りを見せておきましょう。
円満調停に成功するためのベストな方法は?
ここまで夫婦関係を再構築していくために、円満調停を成功させる活用方法をお伝えしてきました。
ここからは、公にはなっていない実際の調停について少し触れていきます。
これまで「調停委員は中立である」とお伝えしましたが、実際は異なります。
中立というのは、あくまで法律的な解釈です。
これまで多くのクライアント様の調停の様子を報告いただいてきましたが、調停委員も聖人君子ではありません。
わたし達と同じ人間ですから、どうしてもどちらかに偏ってしまう状況があることは仕方ありません。
あなたか、相手か、どちらが説得しやすいかを話しながら見ている節もあり、そちら側に説得していきます。
ですから、調停の席上で不利な発言をしたり、不適切な態度で調停委員の心証を害したりしないようにすることは必須です。
しかしこれまで多くのご相談者様とお話してきた中で、それは言わないほうがいいのでは?という内容を調停で平気で言っている方を多数お見受けしました。
このようなことからも、円満調停は本人だけでも利用できますが、専門家に相談し、サポートしてもらうことをお勧めします。
円満調停を成功させるための方法を具体的に相談するには、法律知識だけでなく、「改善点や反省をどのように伝えれば相手の気持ちを変えることができるか」など心理的な点をアドバイスできる経験や実績が必須です。
ぜひ事前にアドバイスを受けてから円満調停に臨んで成功を手にしましょう!
専門家からのアドバイスやサポートがあれば、安心して調停に臨むことができますよ。
まとめ
今回は、円満調停を成功させるための具体的な方法やポイントをお伝えしました。
しっかり準備をして、調停委員や相手に伝わるコミュニケーションを心がけてくださいね。
専門家に相談する場合は、復縁や夫婦関係修復の経験が豊富なカウンセラーやコーチを選びましょう!
より具体的な円満調停の戦略を知りたい方は、ぜひお気軽にご連絡くださいね。