夫婦不仲の原因は以外なところに?精神的DVでも離婚せず関係を改善する方法

クッと!賢く!仲良しに!
夫婦関係修復の専門家 利光加凪(としみつ かな)です。

「妻から精神的DVを理由に離婚を切り出された。でも自分は離婚したくない…。」
そんな深刻な悩みを抱えていませんか?

今回は、精神的DVとは何かを整理したうえで、夫婦関係を修復するための具体的な方法や離婚を避けるためにとるべき行動についても解説します。

離婚を防ぎ、家族の絆を取り戻したい方はぜひ最後までお読みくださいね。

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精神的DVが原因で夫婦不仲でも関係を改善する方法

「精神的DVを理由に離婚を求められてしまって、どうしたらいいのかわからない」とのご相談があとを絶ちません。
しかし、正しい理解と適切な対応を取ることで、関係を改善できる可能性は十分にあります。
まずは精神的DVの本質をしっかり確認していきましょう。

精神的DVとは何かを正しく理解する

精神的DV(ドメスティック・バイオレンス)とは、暴力ではなく「言葉」や「態度」によって相手を傷つけ、精神的に追い詰める行為のことです。

たとえば、無視をする、暴言を吐く、過度に束縛するなどが該当します。
近年では、加害者が男性だけでなく女性であるケースも増えています。

あなたもこのようなことでお悩みではありませんか?

  • 妻が突然冷たくなった
  • 自分の言葉や行動が否定され続ける
  • 子どもの前で自尊心を傷つけられる

精神的DVは目に見えない分、気づきにくく、放置すると関係はさらに悪化します。
しかし、加害・被害という構図にとらわれすぎると、対話や修復の機会を失うことにもつながります。

夫婦関係が悪化する原因とは?

夫婦の関係がこじれる原因は、ひとつではありません。
生活のすれ違い、育児や家事の分担、経済的ストレス、価値観の違いなどが積み重なり、信頼関係が崩れていきます。

特に子どもがいる家庭では、夫婦関係が親子関係にも影響を及ぼします。
「子どもの前で喧嘩したくない」と思っても、感情のコントロールができずにぶつかってしまうこともありますよね。

わかります。かつての私も同じでしたから。

自分だけが悪いわけではない。
でも、何もしなければこのまま関係は壊れてしまう。
そんな不安を抱えている方は、一度立ち止まって冷静に現状を見つめ直すことが大切です。

夫婦関係悪化は意外なことが理由かも?

実は、夫婦関係悪化は「気温と関係している」というデータがあります。
そうです、単純に人は暑いとイライラして家庭内の不和が引き起こされてしまうのです。

これは夫婦関係に限らず、ある程度実感できる方も多いのでは?

人が心地よく感じる21℃の環境で過ごすのと比べて、30℃を超えるような真夏日が続く時は、人はイライラしやすく家庭内の不和に結びつきやすいということです。

ただ、話はこれだけで終わりません。

不快な感情が家庭内の不和を引き起こすのなら、気温だけでなく、さまざまなことが影響しているとも考えられます。

例えば「音」です。
自宅の近くの工事現場がで大きな音をたてて工事をしていたら、やはり不快感情に結びつきやすくなりますね。

あるいは「人が密集状態になること」もやはり不快に感じる人が多く、イライラも募りやすくなります。

「旅行中、人混みに疲れてしまって夫婦喧嘩になる」
「予定していた飛行機が出発せず、混雑した空港でいまかいまかと待っている」など、こういった環境で過ごすときには、想定外の喧嘩が起こる可能性が高まります。

「騒音」「気温」「人口密集」など、こういった環境が夫婦関係、家庭内不和に結びつきやすいということは理解していただけたと思います。

しかし、実はもう1つ家庭内不和に結びつきやすい要因があります。

精神的DVのひとつになる声の問題

それは「怒るときの声」です。
例えば、
「夫が自宅に帰ってきたらいつも妻が子供に声を荒げて怒っている」
「夫が子どもになぜきちんと勉強しないのかと大声で怒り子どもが委縮している」
このような状態だと、やはり夫婦関係に悪い影響が出ると推測できます。

事実、私のところにも「子どもを怒る声がストレスだという理由で妻が子どもを連れて出て行ってしまった。」との相談が寄せられています。

「気温や工事現場などの騒音、人口密集状態」などは避けることが難しいですが、「家庭内で声を荒げてしまう」という状況は努力をすれば、ある程度避けることが出来ることも多いですよね。

ゼロにすることは難しいまでも、それを減らすことが出来れば、家庭内の空気は確実に変わっていきます。

関係修復に必要な3つの視点

夫婦関係の改善には、次の3つの視点が不可欠です。

  • 相手を「責めない」対話を心がける
  • 過去ではなく「これから」に目を向ける
  • 第三者のサポートを受け入れる柔軟さを持つ

「なぜこうなったのか」ばかりに焦点を当ててしまうと、責任のなすり合いになりがちです。
それよりも「これからどうしたいか」に意識を向けましょう。

離婚を避けたい夫が考えるべきこと

離婚を望まない夫ができることは、まだあります。
妻の本音を知り、子どもや家族の未来に向けて行動を変えることが求められます。

妻の本音と離婚要求の背景

妻が精神的DVを理由に離婚を切り出す背景には、長期間にわたる「心の疲労」があります。
感情の積み重ねが限界を超えると、「もう一緒にいられない」と感じるのです。
その際、妻が一方的に「悪者」として夫を見ているとは限りません。
実は「やり直したいけど、どう伝えればいいかわからない」という気持ちを抱えていることもあります。

離婚を望まない夫が取るべき行動

離婚を回避したいなら、まず「自分の言動」を見直すことが必要です。
否定されたり、無視された経験があったとしても、それを返す形では何も解決しません。
必要なのは、冷静な対話、感謝の気持ちの伝達、そして「変わる覚悟」です。

あなた自身の変化が、妻の態度を変える第一歩になるかもしれません。
また、小さな変化の積み重ねが、信頼の回復につながりますよ。

まとめ

今回は、精神的DVとは何かを整理したうえで、夫婦関係を修復するための具体的な方法や離婚を避けるためにとるべき行動についてお伝えしました。

夫婦関係悪化は意外なことが原因であったり、自身で注意できることであったりと、ひとつひとつは些細なことであることが多いです。

しかし、それが積み重なってしまうと相手は「もう無理!離婚しかない!!」となってしまいます。

  • 客観的なアドバイスを求めたい
  • 感情に流されず冷静に考えたい
  • 再構築の可能性を知りたい

という方はお気軽にご相談くださいね。

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