こんにちは!
究極の夫婦関係メソッド 夫婦カウンセラーの 利光 加凪(としみつ かな)です。
新型コロナウイルス流行以降、在宅勤務をされている方も多いことでしょう。
毎日朝から晩までお互いに顔を合わせていることもあり、「夫と話していると、些細なことからカチンときてけんかになってしまうんです。」というお悩みを聞くことが、最近増えています。
そこで今回は、
- 離婚を防ぐための夫婦喧嘩をしない話し方
- 相手の言葉にカチンときても感情的にならずに話すためにやるといいこと
をお伝えします。
夫婦喧嘩で一番解決が難しいのは感情的な問題
夫婦で話すときの一番のポイントは、感情の問題です。
人間は、機械のように、すべて理屈や理性だけで話ができるものではありませんよね。
逆に、感情のほうが強く出てしまうのが人間という生き物だと思います。
- 子供の教育はどうするのがいいか?
- マイホームは買ったほうがいいか、賃貸のほうがいいか?
など、実際の「行動」に関する意見の違いは、それほど大きな問題にはなりません。
意見が異なっても、話し合うことで落としどころを決めることができるからです。
夫婦間においては、解決しなければいけない、または、解決することが難しいものは、「感情的」なものです。
- 夫ばかりがいつもいい思いをしている…
- 自分の意見ばかり押し付けてくるから、今日こそはギャフンと言わせてやる!
このようなネガティブな感情があることで、「行動」に関する意見の違いが、「感情的」な問題になり、対立が深まっていくのです。
夫婦喧嘩をしない夫婦の7つの特徴
しかし、喧嘩をしないでうまくやっていっている夫婦には、以下のような特徴があります。
・夫婦で感覚が異なるのは当然だと思っている
・相手に勝とうと思わない
・自分の気持ちは伝えるが、相手への尊敬を忘れない
・自分が悪いと思ったら「ごめんなさい」と謝る
・お互い「まっ、いいか」と思える関係である
・人生を有意義に使いたいと思っている
・共通の話題がある
こんなことなの?と思われたかもしれませんね。
夫婦に限らず、人間関係全般を考えてもこんなものですよね。
では次に、実際に夫婦間でどのように対応したらよいかをお伝えします。
夫婦喧嘩をしないために感情の作用・反作用を利用する
夫婦喧嘩の感情的な対立には、学校の物理の時間にやった「作用・反作用の法則」がとてもよくあらわれます。
相手が、つっけんどんな言葉や話し方をすれば、つい、こちらもムキになって同じように、より強い態度で反撃してしまいそうになります。
子供のけんかにもよくありますよね。
「やられたら、やり返す」です。
しかし、このような対応をしている限りは、問題の解決にはまったく至りませんよね。
では、どういう対応したらよいのでしょうか?
離婚を防ぐための話し方とは
そこで、まず最初に、感情的な対立には反応しないということが大切になります。
でも、これは言うほど簡単にできることではありません。
カチンッときてしまったら、なかなか自分の感情をおさえて冷静に振る舞うということは、難しいです。
しかし、こう考えてみたらどうでしょう?
「カチンッと思わせて感情的に怒らせようというのが、相手の作戦。だから、それに乗ってしまったらわたしの負けになってしまう。絶対に、その手には乗らないぞ!」と。
このように考えてみると、なんとか理性を保てるようになると思いませんか。
相手の作戦だと思えば、過剰に腹が立つのもおさえられるものです。
夫婦喧嘩をしたくない人がやるといいこと
あなたは、どんな状況になったら、嫌な気持ちになりますか?
- どんな風に言われたら怒りたくなるのか
- どんなことを言われたらイライラするのか
- どんなことをされたら悲しくなるのか
など、自分の感情がどのように変化するのかを知っておくのも良いですね。
相手から言われて感情的になった言葉や言い方をそのときの自分の感情とともにノートなどに記録するのもおすすめです。
自分の感情の傾向が見えてきます。
すると、こう言われたら一度席をはずそうなどとコントロールできるようになりますよ。
感情を上手にコントロールし、自分の言いたいことを伝えられるようになれは、相手との話も一歩すすみますね。
まとめ
今回は、
- 離婚を防ぐための夫婦喧嘩をしない話し方
- 相手の言葉にカチンときても感情的にならずに話すためにやるといいこと
をお伝えしました。
ちょっとした話し方や自分の感情の逃がし方を気をつけるだけで、夫婦喧嘩をしないで日々気持ちよく暮らせるのなら、試してみる価値がある方法ではないでしょうか。